長くヨーロッパ政治の中心に君臨してきたドイツのメルケル首相。先月29日、与党の党首を退任し、2021年まで首相をつとめあげたあと政界を引退すると発表しました。 一時は“鉄壁”と見られていた、メルケル時代の終わりの始まり。ドイツ、そしてヨーロッパはどこに向かうのでしょうか?(ベルリン支局長 野田順子